社長のひとこと-4月

桜が咲き始めました。
桜を見ると頭に浮かぶのが良寛和尚の「散る桜 残る桜も 散る桜」の句です。
60を過ぎてから以前にも増して身に沁みます。
時代劇にもよく使われる桜の句を紹介します。

さまざまの こと思ひ出す 桜かな  【松尾 芭蕉】
年を重ねたせいでしょうか、
思い出の場面に桜が登場することが多かったような気がします。

桜花 何が不足で ちりいそぐ  【小林一茶】
そうなんですね、さくらの花は何故に早く散ってしまうのでしょうか。

花は桜木 人は武士  (仮名手本忠臣蔵)
武士とはという感じですね、
満開の桜のように名を残し、死ぬときは桜のように潔く散る。

風さそう 花よりもなお 我はまた 春の名残を いかにとかせん  【浅野内匠頭】
忠臣蔵の物語の始まり、浅野内匠頭の辞世の句です。
桜の花のように潔く散りたいと思っていたけれど、悔しさにより名残惜しいかな。

そして最後に、良寛和尚の辞世の句
散る桜 残る桜も 散る桜  【良寛和尚】
早咲き・遅咲きと色々とあるけれど、桜の花は満開となっていずれ散ってゆく、
春風のいたずらで散る桜もあり、春一番の強風で散る桜もあり、
それでも残った桜ですらいつかは散る。
そう思うと、それぞれが花を咲かせていたことが大切なことなんだと言う事かな。

人間も同じだよ、今を大切に生きないといけない、いずれは散るのだから。

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