ようやく梅雨も明け、太陽が眩しく暑さが厳しい季節がやってまいりました。
皆様、熱中症には気を付けましょう。
先月、直木賞・芥川賞作品が発表されました。
私は『何々賞を受賞したから』と言って本を読むわけではありませんが、
「全国書店員が選んだいちばん!売りたい本」『本屋大賞』は、気になりますね。
そもそも、『直木賞』『芥川賞』ってどういうものなのでしょうか、
少し疑問を感じて調べてみました。
両賞とも1935年に文藝春秋社により創設された賞で、菊池寛が主導し、
〈世界には色々な賞があるけれど日本文学の発展のために何か賞が創れないか〉
との発想から文藝春秋社とも縁があり有名小説家であった
〈直木三十五氏〉〈芥川龍之介氏〉の名前を冠として両賞が発足したようです。
当初は、小説家を志す新人や無名の作家の作品を対象としていたみたいですが、
現在は変わってきているようです。
『直木賞』は大衆小説のカテゴリーで、「芸術性」よりも「娯楽性」に重きを置いている小説を対象としています。
『芥川賞』は純文学で学問のための文章でなく、美的形成に重点を置いた文学作品を対象としています。
両賞とも、上期と下期の年2回授賞式があり、正賞 懐中時計 副賞100万円だそうです。
現在は、賞の価値もあり受賞した作品の売れ行きも良いようですが、
初めの頃はそうでもなかったようです。
歴史を作るということは大変な事なんですね。
私の好きな小説家は、直木賞受賞者が多いです。
司馬遼太郎、池波正太郎、藤沢周平、津本陽、宮部みゆき、東野圭吾、池井戸潤などなど、大衆小説が合っているようです。
純文学はあまり目にしたことのない作家が並んでいました(笑
ということで、ここ数年ハマっている作品をご紹介します。
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